【職業野球新聞 1992年7月28日】日6-5ダ/日本ハムは二回、七番に入った新人片岡篤史の6号2ランで先制。先発有倉雅史が打ち込まれて一時は逆転されたものの、三回には六番M.マーシャルが7号ソロを放って追い付き、五回に4本の長短打を集中させて勝ち越しに成功した。四回から救援した酒井光次郎が3勝目。2回1/3を無失点で凌いだ白井康勝がセーブを挙げて今季成績を6勝1敗9Sとした。PL学園出身の片岡は4打点で「夏には強いPLパワー」と口調も滑らかで、マーシャルは4安打と爆発力を見せ、チームは後半戦3連勝と上昇ムードか。一方のダイエーは先発本原正治が五回持たず。二番手杉本正が一死も取れずに傷口を広げた。重量級の選手を起用した打線は10安打で5点を取っただけに、投手力再建にじっくり取り組みたいところだ。 #1992年
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