1990年代

【職業野球新聞 1991年3月27日】ヤクルト球団オーナーに現オーナー代行の桑原潤氏が就任。氏は松園尚巳前オーナーに代わって89年から実質的に球団経営を執り行っており、長嶋茂雄氏招請断念の余波が残る89年オフに、高度な野球理論を有する野村克...

【職業野球新聞 1991年3月8日】契約更改時の交渉で球団との折り合いがつかず年俸調停（阪神L.マックファーデン選手以来史上2人目、日本人選手として初）となった中日落合博満選手に対し、調停委員会は球団提示通り2億2千万円の結論。落合の要求額...

【職業野球新聞 1991年2月26日】日本ハムを戦力外になっていた高田博久投手が大洋にテスト入団。高田は85年ドラフト外で日ハム入りしたアンダーハンド右腕で、スライダー・シュート・カーブを武器に新人年から開幕一軍を勝ち取るも、実戦では精彩を...

【職業野球新聞 1991年2月2日】オリックス自由契約の門田博光がダイエーと契約。門田は69年D2位で南海入団。打点・本塁打王等、タイトル・賞多数。89年ダイエーのホークス買収と福岡移転の際に単身赴任と負荷高い人工芝を避ける為に同じ関西で天...

【職業野球新聞 1991年1月30日】広島を自由契約になっていた栗田聡投手が近鉄テスト入団へ。同投手は86年D1位で広島から指名され、変則左腕から切れ味の良いカーブを武器としたが、肘・肩・膝・首等を故障して一軍登板はなし。先進的なトレーニン...

【職業野球新聞 1991年1月23日】17日に米軍を主力にした多国籍軍によるイラク空爆で始まった湾岸戦争の影響で、ヤクルトは米国アリゾナ州ユマで行う予定だった春季キャンプ地を宮崎県西都に変更すると発表した。他球団では既に西武が米国ハワイ州マ...

【職業野球新聞 1991年1月23日】西武高山郁夫・広島高木宣宏両投手のトレードが成立。高山は西武練習生を経て84年D3位入団。実働5年44登板9勝。技巧派としての一本立ちを新天地で目指す。高木は81年D3位入団。全身を使った投法からの快速...

【職業野球新聞 1991年1月22日】パ・リーグは堀新助6代目会長の後任として原野和夫氏が就任したと発表。氏は東京大学卒業後に時事通信社に入社。84年〜90年まで社長を務めた。海外部長等を歴任した他、野球ファンとしても知られており、広い視野...

【職業野球新聞 1991年1月18日】巨人は栄村忠広外野手の無償トレードによるオリックスへの移籍を発表。栄村は82年ドラフト外で内野手として巨人入団。87年にイースタン盗塁王を獲得し、88年に代走を中心に11盗塁をマーク。同年には守備中に吉...

【職業野球新聞 1991年1月18日】17日に米軍主体の多国籍軍によるイラク空爆で始まった湾岸戦争の余波が球界にも及んだ。西武は米ハワイ州マウイから高知県春野への春季キャンプ地変更を発表。他球団も対応検討。NPB吉国一郎コミッショナー「米国...