1950年代

【職業野球新聞 1950年3月17日】読売川上哲治一塁手が6戦で早くも4号弾を放ち、打率も四割台に乗せる等打撃好調。四番として打線を牽引している。投げてはエース藤本英雄投手が完投で2勝目。対戦した西日本は当初パの西鉄と共同球団経営する筈が読...

【職業野球新聞 1950年3月16日】プロ入り2年目の阪神田宮謙次郎投手が対国鉄スワローズ戦で九回二死までパーフェクトピッチングを展開するも、バント警戒で前進守備を敷いていた三塁手の頭を超すポテンヒットを中村栄遊撃手に打たれてフイに。九回二...

【職業野球新聞 1950年3月15日】セパ両リーグ誕生の影で選手移籍問題が尾を引いている。阪神から主力を多数獲得した毎日球団福島慎太郎代表が円満解決を強調する一方、移籍金額は妥結しておらず、阪神富樫興一代表は金はまだ受け取らないと発言。他球...

【職業野球新聞 1950年3月14日】松竹ロビンスの人気右腕投手 真田重男投手が対大洋ホエールズ戦でNPB史上9人目となる通算100勝を達成。この日の調子は今一つで大洋打線に11安打されるも、大きく縦に割れるドロップカーブを決め球とした粘投...

【職業野球新聞 1950年3月14日】被爆地広島の希望となるべく前年11月に設立された市民球団「広島カープ」が国鉄戦で公式戦初勝利。一番から四番の上位が11安打を挙げて打線を牽引し、終わってみればチーム16得点の猛打で白星を彩った。資金・戦...

【職業野球新聞 1950年3月13日】近鉄パールスが公式戦初勝利。恩師藤田省三監督を慕って共に球団設立に参加した四番森下重好左翼手が、前日に続いてこの日も2安打1本塁打2打点と数少ないプロ経験者らしい活躍。投げてはエース格の沢藤光郎投手が2...

【職業野球新聞 1950年3月12日】近鉄パールス初の公式戦が藤井寺球場（大阪府）で行われる。法政大野球部藤田省三監督や同部出身選手を多く迎えて開幕したものの監督が高熱で指揮を取れず苦しい船出となった。森下重好左翼手（前年迄ロビンス主砲）が...

【職業野球新聞1950年3月10日】NPBはこの年からセ・パ両リーグ体制が本格始動。セ8球団が平和台球場（福岡県）に集結して式典を行った。開幕戦は同球場と下関球場（山口県）にて8球団が1日で4試合を開催する変則ダブルヘッダーで、新球団の西日...