1950年代

【職業野球新聞 1950年4月10日】毎日オリオンズの30歳ルーキー奥田元遊撃手が対阪急ブレーブス4回戦でNPB史上6人目、パ史上初となる1イニング3盗塁。味方打線も爆発して記録に白星を添えた。一方対戦した阪急ブレーブスは一回と四回以外は全...

【職業野球新聞 1950年4月9日】阪急ブレーブスが泥沼10連敗。散発気味の打線は繋がらず9安打で2得点と元気がなく、火だるまになりながらも完投した先発 阿部八郎投手を援護できなかった。チームは開幕から2勝11敗と勝率がついに2割を割り込ん...

【職業野球新聞 1950年4月8日】阪急が9連敗。13本積み上げた安打に対して得点3と効率の悪い試合を展開。粘投していた先発も力尽きてそのまま敗戦した。打線は総じて低調でチーム打率は二割そこそこ。打率のみならず勝率も二割を割り込みそうな情勢...

【職業野球新聞 1950年4月4日】松竹ロビンスが誇る強力打線の勢いが止まらない。延長十回に及ぶ乱打戦を先発野手全員安打で制し、開幕からのチーム打率をついに三割に乗せた。特に三番小鶴誠、四番岩本義行両外野手の右中間コンビは強力で、揃って長短...

【職業野球新聞 1950年4月3日】好天に恵まれた後楽園球場には平日月曜日にも関わらずスタンドに1万9千人の大観衆が詰めかけた。グラウンドでは35歳のオールドルーキー毎日戸倉勝城右翼手が4安打2本塁打の大活躍。東急が繰り出す4投手を崩した。...

【職業野球新聞 1950年4月2日】国鉄が低迷している。プロ参入の遅れから選手争奪戦で後手に回り、開幕からの勝率は1割を超えるのがやっと。この日の対大洋2回戦では先発を早々に諦めて先発要員の成田敬二投手をつぎ込むも、最後はサヨナラ負けを喫し...

【職業野球新聞 1950年4月1日】南海打線が開幕から好調。この日の対阪急5回戦でもプロ野球黎明期からのベテラン野口二郎投手から小刻みに加点し、終わってみれば2ケタ安打に足を絡めて大量8点を奪い、チーム打率も.280に乗せた。投手力もあり、...

【職業野球新聞 1950年3月31日】立大から近鉄パールス入りした新人五井孝蔵投手がNPB史上10人目のプロ初登板初完封勝利を達成。シュートとドロップで散らしながら9回を5安打にまとめる打たせて取るピッチングで、強打を誇る毎日オリオンズ打線...

【職業野球新聞 1950年3月30日】この日は中堅に入った「クマさん」こと大阪タイガース後藤次男選手が松山市営球場で行われた大洋ホエールズ戦で5安打3本塁打2二塁打5打点と打棒爆発。1試合16塁打はセ新記録。3本塁打いずれも異なる投手からの...

【職業野球新聞 1950年3月29日】中日ドラゴンズ近藤貞雄投手が対西日本パイレーツ戦でNPB史上33人目となる通算1000投球回を達成。8安打1失点完投で2勝目を挙げた。打撃でも3安打1打点とチームを鼓舞して西日本に大勝した。事故による負...