1950年代

【職業野球新聞 1952年9月7日】阪急3-8南海/南海は初回、J.ブリットンを打ち取る間に1点先制されるも、堀井数男の4安打を筆頭に先発野手全員安打の猛攻で逆転。投げては先発中原宏が好投。阪急は九回に前日先発したJ.ニューベリーを代打起用...

【職業野球新聞 1952年9月6日】広島4-8巨人/河川敷にある簡素な造りながら十日市町営球場（広島県）で行われた試合には1万観衆が詰めかけた。奮起したい広島は7失点を喫するも反撃して3点差に詰め寄る。ところが立ち直った巨人先発別所毅彦をつ...

【職業野球新聞 1952年9月6日】阪急0-1大映/阪急はJ.ニューベリーが先発。無難に立ち上がるも四回に大映五番伊勢川真澄に先制打。その後は7人に安打を打たれながらも抑え気味の投球で9回1失点でまとめた。ところが打線は大映林義一の前に凡打...

【職業野球新聞 1952年9月4日】西鉄3-0大映/西鉄3年目大津守が投打で躍動。投げては6四球を出しながらも要所を締めると、打っては自ら三塁打を打って得点に繋げた。打線も五番田部輝男が11号本塁打を中盤に打って援護。大津は八回途中まで無失...

【職業野球新聞 1952年9月4日】名古屋2x-1大洋/名古屋は1点先行の九回、好投してきた先発三富恒雄が力尽きて同点にされると、2日に救援で3回を投げて勝ち投手になったばかりの杉下茂を中1日で投入。杉下が九〜十回を抑えると、裏に牧野茂がプ...

【職業野球新聞 1952年9月3日】巨人1-0大阪/前日巨人に痛いサヨナラ負けを喫し、優勝が遠のいた大阪は真田重男が好投して5回を無失点。六回に巨人千葉茂に先制打を打たれたもののその後も粘投を続けた。反撃したい打線だったが、巨人藤本英雄は真...

【職業野球新聞 1952年9月2日】広島2-0国鉄/広島は本拠地で20勝に王手をかけた国鉄金田正一と対戦。0-0で迎えた四回に岩本章、長持栄吉が打って2点先制すると、この2点を広島二枚看板、杉浦竜太郎と長谷川良平のリレーで乗り切った。2人の...

【職業野球新聞 1952年9月2日】巨人5x-4大阪/後楽園に4万人を集めた試合で、巨人は中盤迄に4点先行するも先発別所毅彦がじわじわと反撃を許して同点で試合は延長戦に突入した。延長十一回、走者を置いて別所が自ら二塁打を打って28個目の白星...

【職業野球新聞 1952年9月2日】名古屋3x-2松竹/2-2の同点で迎えた中日球場。四回からロングリリーフしている松竹島本和夫に疲れが見え始めた。すると、ここ迄完璧に抑えられてきた中日五番杉山悟がこの機を逃さず22号ソロを放ち、チームにサ...

【職業野球新聞 1952年9月2日】西鉄7-0東急/岡山県野球場/西鉄野口正明が自身初の20勝を達成した。野口は戦前の42年に内野手としてプロ入りしており、投手転向後の43年から実働6年で4度2桁勝利をマーク。今季は春先から好調で、この日も...