1950年

【職業野球新聞 1950年10月29日】東急2-8毎日/毎日若林忠志投手兼任監督が対東急19回戦で2失点完投で3勝目を挙げ、NPB初となる通算3500投球回を達成。かねてより2リーグ制論者だった若林は、セパ分立に伴って大阪からパの毎日に移籍...

【職業野球新聞 1950年10月28日】国鉄2-16中日／中日坪内道典が一番中堅で先発出場し、3盗塁を決めてNPB2人目となる通算300盗塁を達成。坪内はこの日4安打1四球に5号本塁打に3打点で大活躍で打線を牽引。戦前の翼軍や大洋軍らで左の...

【職業野球新聞 1950年10月28日】東急5x-4西鉄/西鉄は先発木下勇が力投し、東急打線を延長戦を含めて9安打に抑えたものの、味方守備陣が4失策。自ら4号ソロを含む2安打したが報われず、最後は十回一死から東急上林繁次郎にサヨナラ打を浴び...

【職業野球新聞 1950年10月27日】東急10-14近鉄／近鉄は関根潤三が先発するも立ち上がりが悪く、序盤から失点を重ねる悪い流れ。ところが四番森下重好が28号弾を含む5打点、五番加藤政一が11号弾含む4打点と打線爆発。18安打の東急を力...

【職業野球新聞 1950年10月26日】松竹8-7西日本／松竹小鶴誠が今季49号本塁打を打って50本の大台に王手。小鶴は打率も.354と高水準で、この日も3安打3打点をマーク。先発野手全員安打の打線の中でも一際大きく輝いた。西日本は清原初男...

【職業野球新聞 1950年10月25日】大洋3-5巨人／巨人藤本英雄投手が対大洋20回戦に先発。延長十回を3失点でまとめ、完投で今季26勝目。同時にNPB4人目となる通算150勝を達成した。打線は初回から青田昇31号本塁打等で先制。大洋も先...

【職業野球新聞 1950年10月25日】東急2-4毎日／毎日オリオンズが対東急18回戦に勝利し、パシフィック・リーグ初の優勝を決めた。紆余曲折を経てパ加盟を果たした毎日は、着実な補強と有望新人の獲得で投打のバランスが取れたチームづくりを行い...

【職業野球新聞 1950年10月24日】大阪8-9国鉄／借金51となり意地を見せたい国鉄は、五番森谷良平が大阪の3投手から17〜19号本塁打で7打点を荒稼ぎする活躍。先発金田正一は悪い面が出て6四球乱調だったものの、二番手高橋輝が5回1/3...

【職業野球新聞 1950年10月24日】大洋13-9巨人/大分県中津市初のプロ野球となった中津市営球場には、1万2千人が押し寄せた。初回から混戦模様となった試合は、表に巨人が5点先制すれば裏に大洋が6点返す波乱の展開。巨人青田昇、大洋藤井勇...

【職業野球新聞 1950年10月23日】大映7-13近鉄／近鉄はエース格の沢藤光郎が先発するも調子が今一つで、初回炎上後に大量援護を受けてなおもピリっとせず。二番手関根潤三も流れに飲まれて打ち込まれる苦しい展開。ただ大映4投手が全員炎上し、...