【職業野球新聞 1952年10月11日】巨人6-3南海/セ・リーグでは消化試合がまだ続けられている中、巨人と南海による日本選手権が開幕した。2万4千人が詰めかけた後楽園球場で、巨人先発別所毅彦がまずは順調な立ち上がり。二回裏、その別所が自らを助ける適時打で先制すると、三回には四番川上哲治が2ランで加点。2日前に投げたばかりで不在のエース柚木進を欠く南海からまずは3点先行した。四回表、負けじと南海も飯田徳治の2ランと黒田一博の適時打で追い付いたが、その直後に巨人は平井正明の適時打で勝ち越し。スクイズ等で南海を突き放すと、ギアを上げた別所が飛ばして完投。休養十分の33勝最多勝投手を立てた巨人がまずは先勝した。 #1952年 #npb #giants #hawks #職業野球新聞
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