【職業野球新聞 1992年8月30日】日1x-0ダ/福島県営あづま球場に1万8千人を集めて行われた試合は息詰まる投手戦となった。ダイエー先発村田勝喜が力のある球を投げ込めば、先発の座に戻りつつある日本ハム武田一浩がスターターとして切れのある球をミットに放り込み、両バッテリーの奮闘で0-0のまま試合は延長に突入した。武田が十一回表も零封すると、ダイエーは村田を降ろして抑え役の池田親興にスイッチ。池田は走者を背負いながらも無失点で切り抜けた。武田が十二回も必死の形相で抑えると、その裏も池田が続投。ところが池田は先頭の日ハム中島輝士に12号弾を打たれてサヨナラ。均衡を辛うじて保っていた天秤がハムに傾いた。武田は本格的に先発返り咲きなるか、12回熱投2シーズン振り完封で今季4勝目を挙げた。 #1992年 #npb #fighters #hawks #職業野球新聞
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